目の見えない黒龍を描きました。「画竜点睛」の話に基づき、目だけは描きいれず、目を描いてしまうと、たちまちのうちに龍が絵から飛び出て空へ出てしまい、欲望のある人間を喰らってしまいます。 手足は無く、人間の欲を喰らう姿を躍動感をもって描きました。 技法：基本的には筆を使わない墨絵です龍輪郭部の粗くなっている 部分のみ筆に少しだけ墨を染み込ませて紙に摩擦させて描き、それ以外は全てハンドドロウウィングにて作画。 龍の動き、躍動感、襲われる恐怖感、腹の減った龍が今まさに理性を無くして向かってくる様をハンドと水に濡らしたティッシュで描 きました。魂を込め荒々しい作品に仕上げました。
 
●ジャンル：墨絵（原画）
●作品名：画竜点睛
●作家名：荒川修一　　作家の紹介を見る
●落款・印：左上
●支持体：襖紙
●絵サイズ：204cmX94cm
●額素材：額なし
 
 
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